苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

大飯原発は再開すべきではありません

野田内閣は福井の大飯原発を再開したいみたいですねえ。その根拠は・・・
1.地震を知らぬヨーロッパ由来で関電お手盛りのストレステストに自分で出したOKサイン。
2.そのストレステストの結果を電力会社と癒着しきった原子力安全保安院がOKとしたこと。
3.原子力安全委員長マダラメさんは「ストレステストの一次評価で原発が安全とは言えない。私たち原子力安全委員会には責任はない。責任は保安院と、最終的に政治判断を出す政府にある。でも、まあOKです。」とポンテオ・ピラトみたいなことを言ったこと。

私は反対です。理由は・・・
1.欧米のストレステストは地震国を前提としていないシミュレーションにすぎない。
2.若狭湾活断層の巣であり、今は地震活動期である。
3.若狭湾原発が破綻すると、風が年中京都琵琶湖岐阜方面に吹いているので、関西、中部さらに関東も放射能で汚染される。
4.原発を稼動して、これ以上、数十万年〜百万年処理できないゴミを作り出し、子孫のDNAと日本と世界の生態系を汚すべきではない。
5.電力会社、原子力安全保安院原子力安全委員会、政府は、ずーッとウソばかりついてきたので、ストレステストの結果がOKというのも、ウソである可能性が高い。
6.電気をつくる方法は、原発以外にもある。原発ゼロでも、現状の発電所の設備容量は、夏場のピークでも余裕がある。