今年11月2日、千葉東方沖に大きな地震と津波が来るかもしれぬという、北大の先生の予測をキャッチしたので、各地方自治体と地元新聞社に対策を訴えるメールを打ちました。あちこちの自治体の担当者からお返事をいただきましたが、銚子からは市長さんのお名前でていねいなお返事をいただきました。
神様のあわれみと守りと祝福が、銚子市にありますようにと祈ります。
水草 修治 様
お手紙（メール）を拝見しました。
ご提言いただきましたように、地震・津波・風水害等の災害は、いつ襲ってくるかわかりません。
内閣府の中央防災会議における東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会では、津波被害を軽減するための基本的な考え方として「津波による人的被害を軽減する方策は、住民等の避難行動が基本となる。海岸保全施設等の施設整備に過度に期待することなく、大きな地震が発生すれば、迷うことなく迅速かつ自主的にできるだけ高い場所に避難を開始するなど、避難行動をとることの重要性を啓発し、住民等の防災意識の向上に努め、確実な避難行動に結び付けていく必要がある。」と報告されています。
銚子市では、当該報告の考え方に基づき、住民への迅速な情報伝達と自主的に高い場所への迅速な避難を主眼とする地震・津波に対する防災訓練を本年１０月に実施しました。
今後も防災訓練の実施や住民への防災意識の啓発等に努め、地震・津波対策を実施していきます。
平成２３年１１月１７日
銚子市長 野平 匡邦
