苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

編集会議


    (宮村先生宅にあったふくろう)

 千葉県の宮村武夫先生の家で、著作集の編集会議があった。先生の住所はおもしろいなあと思いながら、総武線で江戸川を渡った。「市川市市川」という。編集会議に集まったのは、世代は違うがみな宮村先生のかつての教え子たちである。

 さて、これまで出版されたのは『愛の業としての説教』『神から人へ・人から神へ――聖書学神学論文集』そして、きのう紹介した感動の『存在の喜び―もみの木幼児園の十年』という三冊である。
 近刊の予定は『注解申命記申命記説教』。その聖書解釈は、宮村先生の恩師渡邊公平先生の三位一体論的思考が応用されており、その注解がどのように生きてくるかの実例としての説教数篇が載せられる。
 さらに、『ドストエフスキー論、他』、『コリント人への手紙第一』、『テサロニケ人への手紙他』と続くことになっている。私は宮村先生がJCC(日本クリスチャンカレッジ)の学生だったときに書かれたレポートだという『ドストエフスキー論』の原稿に、なんという早熟な学生だったのだろうと舌を巻いた。出版が待ち遠しい。
 今日までおよそ350万円のカンパが集まって、三冊が出版されてきた。今後、この出版を続けるには200万円のカンパが必要であること、そして、より多くの人に読んでいただくことである。
 ご協力をよろしくお願いします。

<宮村武夫著作刊行基金振込先>

 郵便振替口座  番号 00150-2-290448
 郵便振替口座名 加入者名 宮村武夫著作刊行委員会

宮村武夫『存在の喜び―もみの木幼児園の十年』松原湖秋の総会・研修会でお分けしたいと思っています。消費税ぬきで1800円。