「それで多くの人が集まったため、戸口のところまで、すきまもないほどになった。この人たちに、イエスはみことばを話しておられた。」(マルコ2:2)
ガリラヤ宣教が始まって、人々は主イエスが行なうめざましい奇跡の数々にひきつけられた。あたかも砂糖に群がる蟻のように、人々はイエスのもとに集まってきた。けれども、主イエスは彼らに砂糖ではなく、みことばを提供したかったのである。砂糖はなめてしまえばなくなってしまう。だが、主イエスのみことばを得るならば、それはその人のうちにいのちとなって、周囲の人々までも生かすものとなる。