同労者と同業者はどうちがうのか?むずかしい話ではない。同業者にとって、仲間は実のところ競争相手である。同業者が成功するときには口ではおめでとうといいながら、内心穏やかならぬものを感じ、同業者に対しては決して弱みを見せることはできない。男は外に出れば七人の敵がいるという。しかも、帰宅すれば最強の敵が待つ・・なんていう気の毒すぎる冗談もある。
では、同労者の場合はどうか。「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。」(ローマ12:15)ということが同労者の交わりである。筆者には、そういう同労者が幾人も与えられている。なんというありがたいことだろう。