苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

いくつもの顔をもつ花

 家内が近所の人からいただいたナンタラという花が今年大きくなって咲きました。不思議な花で、つぼみの時から徐々に姿かたちを変えて行くので、一つの花で何通りも楽しめます。花の名前は家内にもう五回くらい聞いたけれども、また忘れました。カタカナの名前でした。
今、恥を忍んでもう一度聞いたら、ランタナというそうです。ナンタラと似ていなくもありません。和名は七変化。





 そういえば、中学生の頃、遠足で六甲山にバスで上ったとき、ガイドさんが、神戸の市花アジサイをさして、「あじさいの色は七色変われども君にささげる心はひとつ」というなんともわかりやすすぎる歌を教えてくれたことがあったなあ。ランタナはかたちは少々似ているけれどピンクになった花のかたまりは直径3センチほどで、アジサイよりはるかに小ぶりです。寒さには弱いので、ここ小海の場合、冬は家の中に植木鉢を持ち込みます。家内が「冬中裏の玄関で世話をしていたじゃない」と言いました。「へえ。そうだったっけ?そういえば、そんな気もする・・・」と、筆者。どうもこのナンタラという花は筆者の忘却を誘うようです。ナンタラじゃなくてランタナ