苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

神を知る三段階

 「神を知る」ことについては、J.I.パッカー師からたいせつなことを学んだ。先生はみことばを味わうとき、いつも三つのステップを踏まれるという。第一は、そのみことばは神をどういうお方であると教えているかを味わうこと。第二は、その神を喜び、味わい、賛美すること。第三は、この神にどのように応答してどのように生きるかを考えること。記憶をたどって書いているので正確ではないのだが、こういう三段階だった。どうも、私たちは、神を知るより、また、神を賛美するより、「どうするか」ばかり追い求めがちではないだろうか。
 そもそもクリスチャン生活とは、神とともに生きる生活であるのだから、まず神を知り、神を賛美することなしに、「どうするか」ばかりを求めるのは、たとえ毎日聖書を読んでいるとしても、的の外れた読み方なのである。
 まず神を知る、神を賛美する、そして、その神の御前で何をするかを問う。そんなふうに生きてゆきたい。