苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

励まし合いとけなし合い

 驚いたことに、ハゲを話題にしたら、アクセス件数が急にはね上がりました。みなさんハゲにはこんなに深い関心を持っているんですね。ハゲは多くの人のなやみの種ですが、一方でハゲはこんなに人気者なんだとみることもできます。ともにハゲの悩みを持っていると、深い共感をおぼえ、そして励ましをいただける。ただあまり励ましあうことも問題かもしれない。ハゲ増しはいやですね。
 そういえば、神学生時代、「励まし合い」と「けなし合い」は同義語であると、今は京都でKGKの働きをしている先輩に教えていただきました。かすみ草のTさんです(6月4日参照)。「ハゲ増し合い」と「毛無し合い」だから。Tさんは、今も昔もふさふさで、髪が盛り上がっていますもんね。こっちは笑い事ではありません。でも笑い飛ばすことができたら、円形脱毛ならば多くのばあいは生えてくるんです。
 半世紀も生きて後の陣地の後退は、いかんともしがたい感じがあります。私もずいぶん両翼から攻め込まれてMになっています。下手をすると中央の先鋒が包囲されて孤立する危険があります。そうしたらキューピーさんです。同期の畏友大樹先生は上空から落下傘部隊の激しい攻撃を受けて、このままいくとアッシジのフランチェスコになりそうです。
 京都は酷暑でしょうね。ご自愛ください。こちらは涼しくしています。今朝は雨。

「あなたがたの髪の毛さえも、みな数えられています。だから恐れることはありません。」(マタイ福音書10:30、31)