「台風、北海道に上陸したけど大丈夫?」と電話をいただきました。台風が熱帯低気圧にならず、台風のまま北海道に上陸するのはめずらしいそうです。北海道では北見、東北のほうで大きな被害がでていますが、苫小牧は今のところ大丈夫です。なにしろ北海道というのはとても広くて、たとえば、東京ー神戸は525kmですが、函館ー知床は635kmもあるんです。ひとつの台風の暴風域にはなかなか収まらないでしょうね。今回は北海道の東のほうに台風の被害が出ました。
こんなに広い場所が、県に分けられないのはなぜかと思いますが、明治時代に4年間だけ、函館県、札幌県、根室県という3つに分けられていたことがあるそうです。でも、そうすると札幌県と根室県の開拓が全然進まないので、一つにしたそうです。実際、道民はひとつの意識が強いと思います。