苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

魚大量発生。くじら打ち上げ、ネズミの引っ越しは?

 1月31日、大洗でボラが何万匹も遡行したというのを昨日茨城新聞ニュースで見ましたので、気になってちょっと調べたら、ニュージーランドでは今年1月にゴンドウクジラが110頭も浜に打ちあげられているんだそうです。海底資源を音波で調査したせいだとも、地震の予兆だとも言われます。
http://blog.livedoor.jp/hakushikidoo/archives/36626487.html

 2011年の場合、NZでは2月22日の大地震の前2月20日に南西部海岸に107頭のクジラが打ち上げられていました。そのあと、日本では2011年3月4日 鹿嶋でイルカ52頭浜に打ち上げられ、そして3月7日三陸沖M7、3月11日福島沖から宮城沖に渡る大地震M9が起こりました。
 NZは太平洋プレートが出てくるところで、日本は太平洋プレートが地に潜り込むところですから、関連があるという説もあります。

 ちなみに、2011年3月のニュース。

 茨城県鹿嶋市の下津海岸で3月4日夜、クジラ約50頭(後刻、52頭と判明)が打ち上げられているのが見つかった。

 5日朝から地元住民や同市職員らが救出活動にあたったが、既に半数以上が死んでいた。

 茨城県大洗水族館(大洗町)によると、クジラは体長2〜3mで、小型クジラのカズハゴンドウとみられる。同館の島田正幸・海獣展示課長(56)は「餌の小魚などを追いかけて遠浅の海に入り込み、方向感覚を失ったのかもしれない」と推測する。死んだクジラは砂浜へ埋めるという。

 サーフィンをしに来た東京都板橋区の私立大生、水野正路さん(20)は「自分には水をかけるくらいしかできないが、助かってほしい」と、何度もバケツでくんだ海水をクジラにかけていた。〔 読売ONLINE 3月5日11時37分 〕

 
 もっとも、日本列島もニュージーランドも海岸線の長い島国ですから、クジラが打ち上げられるという出来事は、他の理由でも起こることなので、地震の予兆と断言できるわけでもありません。数ある宏観現象のひとつです。
 昨日みつけたサイトでは関東大震災の前の宏観現象としては、ネズミの集団移住、カニの集団上陸、井戸が涸れたといったことが目につきました。今後、NZに続いて日本でも魚の次にクジラの大量打ち上げとか、ネズミの集団移住があったら、気を付けた方がよいでしょう。人間は文明が発達した分、本能が鈍感になってしまったようです。
 いずれにせよ、家具類が倒れてこないようにとか、必要な対策をしておくのが賢明です。そして、イエス様を信じて善に励み、神の前に出る準備をしておくことはもっと大事です。人は地震でなくても、いつ、主の前に出なければならないかわからないからです。