苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

大雪で電気自動車がスタックしたら

前々から気になっている電気自動車化政策の冬場の災害級の危険性について、責任ある方々に投書していますが、一向に反応がないので、国会で話題にしてくれそうな発言力ある方に投書しました。
「私は北海道在住の者です。現在、政府は2035年には新たに販売する車はすべて電気自動車にするとしていますが、これは冬場の道路の現実を考慮しない政策であると思います。冬場に車が雪の中でスタックして数日にわたり何百台も動かなくなった場合、ガソリン車ならガソリンを配って回ればすぐに動きが再開できますが、電気自動車ではバッテリーが上がって身動きが取れなくなって、しかも、電源車も入れないので身動きが取れなくなってしまいます。それが氷点下十数度の北海道の高速道路で起きたらどれほどの犠牲者が出るでしょうか。
政策の見直しを訴えていただきたく存じます。」

<翌日追記>

 自動車関係雑誌のサイトには、電気自動車のほうが一酸化炭素中毒にならないから安全だとか、急速充電車、携帯式の充電器を用意するとか弁明記事が書かれています。しかし、豪雪で何十キロにわたってふさがった道路にどうやって急速充電車が入れるでしょう。それに1台に1時間もかけて充電して、数百台の渋滞をどうやって解消できるでしょう。こういう不都合なことに触れていないのはフェアでありません。
 一酸化炭素中毒の件はその通りです。問題は排気口が雪でふさがれることにありますから、ふさがらないために雪かきを怠らないというのが基本です。