苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

恵庭の教会の帰りにシャケ焼き

 昨日は、恵庭の教会にHBIサンデーの働きで出かけてきました。恵庭という駅で降りるのは初めてです。駅から、5分ほどのところに会堂がありました。電車の関係で、かなり早く到着したので、近所を散歩してみました。住宅街だなあという印象でした。札幌のベッドタウンなのでしょうね。車の数も人通りも少なく、公園は私ひとりでした。道路の中央分離帯の花畑と立木が美しかった。

 教会で、「恵庭とはどういう町ですか?」と聞いてみたら、「恵庭の売りは、読書の町、鼻の町ということです。」と言われました。なんでも、北海道で最初にすべての小学校に図書館司書を置いたということで、全国放送でも紹介されたそうです。図書館に司書を置くというのは、交番にお巡りさんがおり、駅に駅員さんがいて、病院に医者がいるのと同じくらいあたりまえのことだと思いますが、日本では図書館に司書を置くことが当たり前ではないのだなあと思いました。目先の金儲けには金をかけても、長期的に見て最も重要な教育行政にはほんとにお金を賭けませんからね、この国は。もともとそうですが、特に前政権あたりからひどくなりました。

 花の町というのは、今の恵庭の市長さんが力を入れていることだそうで、広々とした中央分離帯の木陰と花畑、花畑の公園、そして、一般の住宅街もお花をきれいにすることが奨められているそうです。教会周辺の家々は、苫小牧に比べて、みな新しいなという印象でした。苫小牧には、かつて使っていた集合煙突が残っている家がけっこう見かけられますが、恵庭の家々にはほとんど見かけませんから。

 恵庭の教会はJECA(日本福音主義基督教会連合)の群れで、姜先生という女性の牧師が牧会していらっしゃいました。明るく元気でフレンドリーで、しっかりとした牧会をされているという印象を受けました。また、みことばによく親しんでいる兄弟姉妹たちだなあという印象を受けたことです。中高生会がなされているのも、実に素晴らしいと思いました。

 帰りに恵庭の駅前の「シャケ焼き本舗」という小さなお店でシャケ焼きを食べました。「シャケ焼き」というのでシャケ弁当を売っているのかと思ったら、まったく違いました。「たい焼き」でなく、「シャケ焼き」ですよという意味なのです。シャケのかたちをしたたい焼きみたいなものです。でも、たい焼きの生地のように重くなくて、軽くてパクパク食べることができます。普通にあんこが入ったのもありますが、昼食代わりなので、カレー入りと、ピリ辛入りと、レモンあんこの三つにしました。これがとてもおいしかったです。かつては北海道で何軒かあったそうですが、今では、シャケ焼きが食べられるのは、この恵庭の駅前だけなのだそうです。焼きたてが特に美味しかったですが、あまりに美味しいので、家内にお土産に三つ買って帰りました。

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