苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

首尾一貫したミニストリー

 今春、私は長野県小海町(映画監督新海誠さんのふるさと!)から引っ越してきて、苫小牧福音教会の牧師として働き始めました。就任式は少し遅めの5月でした。その前日、教会の壮年会にさそわれて、少々腰痛があるのにゴムを巻いてパークゴルフに出かけました。楽しかったのはよかったのですが、翌朝、ぎっくり腰に見舞われて、就任式の主日は腰かけての説教となりました。「主イエスは、山上の説教のとき、腰かけてなさいました。」とか言いながら。引っ越しの疲れが出てきたのかもしれません。
 その後、教会で「腰痛体操同好会」をつくって、毎週祈り会でするようになり、バランスボールを腰掛にもちいて仕事をするようになって、すこぶる腰も丈夫になったかな、と思っていたのです。ところがここ一か月ほど油断して、運動不足気味になり、バランスボール腰掛はちょっとしんどいので楽な椅子に戻していました。そして、先週半ばの苫小牧には例外的な重い雪が降り、雪かきをしたら、腰がおかしくなってきました。
 イブの朝、まっすぐ立てないので、久々に、春にお世話になったおとわ整骨院に行って電気と鍼とマッサージをしてもらい、腰痛に負けじとマッケンジー体操を何度も何度も繰り返し、なんとか、クリスマス・イブの集会も、主日クリスマス礼拝も、夕礼拝も、立って務めを終えることができました。たくさんの兄弟姉妹に祈ってもらいました。
 春に腰痛に始まり、クリスマスに腰痛で結ぶ、実に、首尾一貫した奉仕でした。お祈りを感謝します。

 「では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。」エペソ6:14,15