苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン10月1日  御使いをあなたの前に遣わし

創世記24章7節
口語訳
主は、み使をあなたの前につかわされるであろう。

新改訳
【主】は、御使いをあなたの前に遣わされる。

新共同訳
そのお方がお前の行く手に御使いを遣わして・・・

 アブラハムが息子イサクの嫁をとるためにカランの地にしもべを派遣するにあたって語ったことばの一節。困難な任務であるが、主がしもべの行く手にあらかじめ御使いを遣わして、ちゃんと備えていてくださるのだ、としもべに言って聞かせている。事実、しもべがカランの地に出かけて、井戸のそばで祈っていると、果たして、そこに主が備えた娘リベカが水がめをもってやって来た。主の御使いが準備をしていてくれたのである。
 21年前、人間的には、なんの見通しも立たないけれど、主が行けとおっしゃる強い促がしをうけて、この南佐久郡(一町五村)に教会を始めようとやって来た。たしかに、主の御使いが先立っていてくれて、礼拝と生活の場にすべき借家も、家族を飢えさせない方法も、そして、福音を伝えられて応答する主の選びの民も、あらかじめ備えていてくださった。
 これからも、主が行けと言われるならば、前を見て進んでいこう。御使いが先立って用意していてくださる。