１．デング熱は、エボラ出血熱とセットで宣伝されている印象がありますが、実際は、そんなに怖くはないものです。人から人へ直接はうつらないので、それほど感染拡大力はありません。ウィキペディアに次のようにあります。
「デングウイルスに感染しても8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんどである。」
「デング熱にかかった人は、ほとんどの場合、問題なく順調に回復する。治療せずに死亡に至る割合は1 - 5％で、適切な治療を行えば、その割合は1％を下回る。」
うつらない呼吸器に無症状で、頭痛・目痛の夏風邪、といったところです。
２．NHKは「先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた男女３人がおよそ７０年ぶりに国内でデング熱に感染したことが確認され」たとしていますが、疑問です。厚生労働省の調査では昨年２４９名、一昨年２２０名、２０１０年は２４４名と患者数は報告されています。リンク先をごらんください。
http://coresugo.com/dengunetu-2/
今年になってなぜ急に大騒ぎをしているんでしょう？
＜追記2014年9月18日＞
去年までは国外感染者のみだったのに、今年は国内感染なので｢特筆すべき」であるということは言えるでしょう。ただし、症状からして私としてはやっぱり「さわぎすぎ」と思いますし、意図的であるとも思います。
３．推測・・・NHK報道に影響を与えうる人々には、代々木公園に人が集まってもらいたくないよほどの事情があるのではないかと推察されます。たとえば、ですけれども、近々、代々木公園で予定されている集会にこういうのがあります。
９月２３日 さよなら原発 １０００万人アクション
−脱原発。持続可能で平和な社会をめざして
