http://mainichi.jp/select/news/20140503k0000m010108000c.html
毎日新聞2014年5月3日の報道によれば、「政府は、集団的自衛権の行使を『放置すれば日本が武力攻撃を受ける』事態に限定し、自衛隊を他国の領土、領海、領空には原則として派遣しない方針を固めた。」とのこと。
集団的自衛権行使について「地理的限界は設けるべきでない」と、強く主張してきた安倍さんと石破さんの本音とは、相当離れています。
問題は「原則として」ということばです。ことばの意味は、「例外として他国の領土、領海、領空に派遣する」ということです。法律の重要な点に「原則として」とか、「・・・など」と付けてはいけないのです。なんでもOKになってしまうから。
政府は集団的自衛権についても、「小さく生んで大きく育てる」戦略に変更したのでしょうね。