苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

アドベントの準備・・・当たり前ではない平穏な一日一日

 きょうは、早朝からは説教の準備。遅い朝食のあと、クリスマス・リースの材料の一つであるモミの木の下枝をいただきに、例年のように許可を得て山のモミ林に行って帰ってきました。
 昼食後、今度はリース材料を買うために佐久平のほうへ出かけて帰ってきて、しばらく作業などしていたら、早くも太陽が西の山の端に隠れてしまいました。ほんとうにつるべ落としです。


 気になって祈っている福島四号機燃料棒移送作業は、きょうは、高さ32メートルからのクレーンを使ってトラックに下して、別のプールに運ぶということでした。そろりそろりと15分間もかけて100メートル向こうのプールに運んでいました。これほど慎重を要するほど危険なものならば、32メートルの高さから燃料棒容器を下すのはやはりものすごく危険なのだと再確認しました。第一回目は、無事終えたようで、主に感謝、作業員の方たちに感謝です。
 4号機プールからの燃料棒移送は、あと69回このヒヤヒヤ作業を1年かけてするとのこと。そのあと、1〜3号機でもしなければなりませんし、行方不明の圧力容器の下の燃料はどうするかは不明ですから、薄氷を踏むような日本の状態が続きます。廃炉まで40年というのですからね。
 廃炉作業完了前に、ほぼ確実に首都直下地震が来るでしょう。4年以内に50〜70%の確率で来るとされていますから。また静岡から九州までの東海地震あるいは南海トラフ超巨大地震津波もあるでしょう。こちらは30年以内に90%弱とか。
 毎年あたりまえのようにアドベントを過ごして迎えてきたクリスマスが、決してあたりまえのことではなく、神様の憐みと守りのなかで与えらえてきた時なのだと、原発地震の実情を知るほどに思います。福音宣教の緊急性ということもまた。


*日本列島地震年表
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