原発新安全基準に電力会社が反論
2013/1/18 20:08 日本経済新聞
原子力規制委員会は18日、7月に導入する原子力発電所の新安全基準について電力会社の関係者を呼んで意見を聞いた。過酷な事故やテロへの対策を詳細な内容まで示して求めた規制委に対し、電力会社は「具体的な内容は事業者が決められるようにすべきだ」と反論。実現しやすい基準にするよう求めた。
規制委の原案は水素爆発を防ぐ機能が付いた水素排出設備を求めたが、電力会社は「海外でも要求した例はない」とし、爆発防止機能は不要だと主張。規制委側は「福島原発事故で水素爆発をあれだけ経験した」と主張し、設置を改めて求めた。電力会社は原子炉から離れた場所に設ける非常用冷却施設にも「距離を取れない場合がある」と注文をつけた。(後略)