ルカ13:1-9
2011年2月24日 祈り会
「13:1ちょうどその時、ある人々がきて、ピラトがガリラヤ人たちの血を流し、それを彼らの犠牲の血に混ぜたことを、イエスに知らせた。」
今般、ニュージーランド、クライストチャーチの地震で英語学校のビルが倒壊して多くの死者が出て、なお懸命に救出活動がされている。このような時、私たちはどう考えるべきなのか。「ある人たち」は主イエスに、災難にあったガリラヤ人について云々と論評しようとした。
しかし、主イエスはおっしゃった。「そこでイエスは答えて言われた、「それらのガリラヤ人が、そのような災難にあったからといって、他のすべてのガリラヤ人以上に罪が深かったと思うのか。 13:3あなたがたに言うが、そうではない。あなたがたも悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう。 13:4また、シロアムの塔が倒れたためにおし殺されたあの十八人は、エルサレムの他の全住民以上に罪の負債があったと思うか。 13:5あなたがたに言うが、そうではない。あなたがたも悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう」
主イエスは「あなたがたも悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう」と繰り返された。あわれみの心もなく被災者をうんぬんするような輩(ともがら)、自分自身を振り返るのではなく人をさばこうとする態度、そういうかたくなな人間は滅びる。必要なことは悔い改めである。
そして、イエスはこのようなたとえを話された。「13:6それから、この譬を語られた、「ある人が自分のぶどう園にいちじくの木を植えて置いたので、実を捜しにきたが見つからなかった。 13:7そこで園丁に言った、『わたしは三年間も実を求めて、このいちじくの木のところにきたのだが、いまだに見あたらない。その木を切り倒してしまえ。なんのために、土地をむだにふさがせて置くのか』。 13:8すると園丁は答えて言った、『ご主人様、ことしも、そのままにして置いてください。そのまわりを掘って肥料をやって見ますから。 13:9それで来年実がなりましたら結構です。もしそれでもだめでしたら、切り倒してください』」主は忍耐強く私たちの悔い改めを待っていてくださる。
災難にあった人を見るとき、私たちはまず同情心をもって取り成し祈るべきだし、具体的に手を差し伸べることができるならば、そうすること。次に、この災難は自分に対する主の警告でもあることを認識し、悔い改めて実を結ぶことが必要。NZのことは他人事ではない。私たちへの主の警告である。(引用は口語訳聖書)
直下型の関東大震災は間近であるし、東海大地震もまた間近である。この列島を誰も住めなくしたくないなら、東海大地震の想定震源地の真ん中にある浜岡原発はただちに廃炉にすべきである。
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