苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ふるさとの山

 「ふるさとの山はありがたきかな」という。3年ぶりに神戸に帰省して、須磨にある兄の家に泊めてもらった。兄の家は六甲連山の西端の山のふところ、山陽電車板宿駅から10分のところにある。日ごろ暮らしている信州ののこぎりのような若々しい山並みとはちがって、六甲の山々は穏やかな壮年期の姿をしている。
 この町で十九歳まで生活し、その後、茨城、東京と転じて、十七年前から信州小海に暮らすようになった。時折、神戸にもどればやさしい兄夫婦とかわいい姪がいて、ふるさとの優しい六甲山があり、私を生んでくれた母教会東須磨教会がある。