苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

本というもの

 今、フェイスブック上で、7日、一冊ずつ自分が好きな本の表紙を紹介し、次の友人にバトンを渡すという企画が流行しています。読書文化がすたれてしまった中で、なんとかしようということのようです。私自身、読書量がうんと減りました。SNSなどで時間をつぶしてしまうからというのと、出かけても電車や飛行機の中にパソコンを持ち込んで仕事ができてしまうので、読書に割く時間が減ったせいです。

 さて、本を七冊だけというと、何を紹介しようかとまじめに考えるとなかなかむずかしい。それで、私は年代順というか、イエス様を信じる前、信じたころ、その後の歩みの折々のものを紹介してみようかな、と思っています。
 最初は森島恒雄『魔女狩り』(岩波新書)です。高校時代、これを読んで、猛烈にキリスト教会に対して批判的になって、友人に紹介された牧師に議論を吹っ掛けに出かけて、そこでイエス様を知りました。ミイラ取りがミイラ?っていうのかな。