苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

『私は山に向かって目を上げる』

  今朝も四時過ぎに起きて、妻といっしょに西の方へ福音散歩に出かけようとしたのですが、霧雨になっていて、断念して家にもどってきました。・・・今日の午後、大学時代の同級生が釣果を携えて来てくれるので、「あ、そうだ。あの本をあげよう。」と押し入れに2冊残っていた本を取り出しました。『私は山に向かって目を上げるー信州南佐久における宣教と教会開拓』という2年前に出た本です。

 つらつらと拾い読みをしてみると、これが面白い。興味深い。前半は、筆者がどのようにしてキリストと出会ったのか、神学校時代の「存在の喜び」との決定的出会い、練馬での駆け出し伝道者のころの試練、後半は南佐久郡開拓伝道のさまざまな出会い、「毒きのこ事件」などの記録、その折々に聖書に耳傾けながら考えたことが書いてあります。

 自分で言うのも厚かましいのですが、出してから二年たって読み返すと、しみじみ面白く味わい深い。まだ読んでおられない方には、手に取って読んでいただければ、と思います。きっと「読んで良かった。面白かった」という感想を持たれるのではないかと思います。

 

目次

推薦のことば                山口陽一

 はじめに

Ⅰ 伝道者の形成

1 回心

 幼稚園から高校まで

 祖母の死

 回心

2 伝道者としての召し

 献身と召し

 奉仕100パーセント、学業100パーセント

 哲学に学んだこと

 勤勉と傲慢

3 存在の喜び

 「存在の喜び」

 神の子とされたこと

4 神学校で学んだこと

 三位一体論的思考

 歴史意識

5 「葦原」への志

 日本福音土着化祈祷会「葦原」

 神学教師の備え

6 宣教師スピリットと福音の核心

 ライフライン

 モーリス・ジェイコブセン宣教師

 「イエス様の十字架。痛い痛い。」

7 もものつがいを打たれて

 いかにも未熟な……

 嵐

 もものつがいを打たれて

 

Ⅱ 「葦原」にて

1 旅立ち

 「葦原」への志と三つの問い

 松原湖バイブルキャンプと地域伝道

 ふさわしい助け手

2  南佐久郡という地

 先輩に教えを乞う

 南佐久郡の地理・自然・産業・宗教(写真009)

 「信濃の国

3 黄色い十字架の立つ家

 「わたしはあなたとともにいる」

 目指す教会像を見据えて

 礼拝のかたち

 説教と教理の学び

 孤立しないこと

 一粒の麦 

4 主の宣教命令

 大宣教命令―二つの命令

 伝道の成功とは

 救いの確信と義認と聖化

 蒔く者と刈る者

5 共通恩恵と特別恩恵

 ユダヤ人にも、ギリシャ人にも

 共通恩恵の器に特別恩恵を載せて

 学校と子どもたちへの働きかけ

 山谷農場(ルビ:やまのうじょう)に協力したこと

 「十字架のことば」は愚かである

6  美しい山河と農業

 春を待つ心

 田植えの話

 農業への関心

 これは先生の松茸です

 毒キノコ事件

7 家庭集会

 主の羊は主の声に聞き従う

 家出人教会にならないように

 創造の事実が共通恩恵

8 開拓伝道の経済

 旧新約一貫する教会の経済原則

 パウロの開拓伝道の経済原則

9 婚と葬

 虎穴に入らずんば……

 世の光としての墓碑銘

 嬉しい結婚式

10 必要十分な教会

 目指した教会像

 ケーリュグマとディダケー

 役員会の形成

 子とされた恵み

 教会の交わり

11 丘の上の教会堂

 会堂の必要性

 正々堂々と

 くじ運の悪い牧師

 からだと着物

 教会堂のデザインと建築

12 主の教会

 田舎の伝道と神学

「わたしの教会を」

「通信小海」読者の会

あとがき

<付録>

『新・神を愛するための神学講座』引用聖句索引・主要語句索引