年に一度の健康診断に行ってきました。信州小海で伝道していた40歳のときから年に一度の総合検診は欠かさないようにしています。もう25年目ということになります。小海では町のセット検診ということで、佐久総合病院の医師が来てくださって検診を受けました。苫小牧に転じてからは、王子総合病院というところで受けています。「王子」は王子製紙の王子です。苫小牧という町は、王子製紙の城下町と言われる街なのです。
検診を受けていつも思うのは、バリウムを呑んでの胃の検診は難関だなあ、ということです。バリウムを呑んで台に寝かさると、サンダーバード2号発進みたいに台がウィーンと仰向けになって、「はい右向いて、息止めて」「はい腹ばいになって」「今度は逆さまになります」と注文通りすばやく動かねばなりません。これは健康な人でないと無理ですね。
今、私のからだで問題なのは副鼻腔炎で、それに伴って左の聴力も極度に落ちていることです。今回の検診でも、左はほんとに低い声が聞こえないことを自覚しました。副鼻腔炎は昨年秋から長く投薬治療を続けてきましたが、いつまでもらちが明かないので、手術をしてもらおうという方向でおります。
王子の健康診断での楽しみは、検診後の朝食です。580円のモーニングのメニューで、和食、パン食があって、卵焼きをオムレツにするか目玉焼きにするかを選べます。このオムレツが中はトロトロで、外はきれいにふんわりと焼けています。割りばしの袋にグランドホテルニュー王子と印刷してありますから、なみの病院のレストランとは違うのでしょうね。