交通事故率は、「16~19歳」がダントツに高く、それに続くのが「20~29歳」。その次に来るのが「80歳以上」です。30代から70代の事故率はほとんど差はありません。
マスメディアが高齢ドライバーの事故ばかりことさらに取り上げるけれど、実際には、高齢ドライバーの事故率は、20代ドライバーの事故率よりも低いんです。じゃあ免許取得は30歳からとしますか?まさかでしょう。
免許のことに限らず、法制化というのは、メディアで作られた世論によらず、ちゃんと統計に基づいて行わないと、規則だらけで不便な社会になってしまいます。何か事故があって、メディアがワーワー騒ぐと、すぐに法律を作りたがる政治家や官僚が多いように見受けます。国会議員は、マスコミの作った雰囲気に踊らされず、正確な統計に基づいて、真に国民の生活を考えて、立法は慎重にしてほしいものです。
都市生活者にとっては自家用車は「あれば便利」程度のものでしょうが、地方では自家用車は必須のものです。もし一律免許返納を義務付けたら、地方の生活は成り立ちません。
下を参照してください。