苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

北海道聖書学院(HBI)入学式

 本日4月7日、北海道聖書学院(HBI)の入学式で、初めて司会をしてきました。学院だから入院式と言った方がよいのではないかと事前に冗談を言っていたので、院長先生は私が入院式と言うかなと期待と不安があったそうです。本科生が4名ふえて(新入生3名、編入性1名)、1名信徒聖書コースに入りました。聴講生はこれからです。少ないと思われるかもしれませんが、寮の部屋が本科生用に15しかないのです。もっとも、もし本科生が15名を超えた場合には、それなりに対処する準備はあります。

 院長の松元先生はヘブル人への手紙12章1−3節から、
1.人生にはメリーゴーランドのような人生と、旅としての人生がある。メリーゴーランドは楽しいけれど同じところをぐるぐる回っている。キリスト者の人生は目的地のある旅である。信仰の創始者であり完成者であるキリストから目を離さないで行こう。
2.キリスト者の人生は、励ましてくれる信仰の諸先輩に囲まれて、最後まで走りぬく人生である。
3.キリストは、私たちの人生の最初から最後まで同伴者となってくださる。パラリンピック視覚障害をもつ選手に同伴して声をかけ続けるガイドスキーヤーのように、キリストは私たちに伴ってくださる。
という心に残るメッセージをくださいました。


北海道聖書学院を少し紹介します。
1.学びの面では、聖書を原語から釈義する訓練を受けることができます。聖書釈義で定評のある聖書宣教会聖書神学舎出身の教師がヘブル語・ギリシャ語を教え、各書研究も充実しています。わたしは聖書の真理を体系的にまなぶ組織神学部門を担当していて、神学的思考力・判断力を身に着けることができるように授業をしています。歴史神学部門では歴史上のキリスト教会に学びつつ勇気を与えられます。実践神学部門では、熟達した牧会者がその経験を聖書的観点から整理して、現場の牧師たちも聞きたいクラスを提供しています。
 過去に千葉の神学大学で学んだある学生は、「HBIは小規模クラスなので、わからないことをその場でしっかり質問して学べる」と好評で、彼女はヘブル語での釈義のクラスが一番おもしろくなったとのこと。

2.寮生活でキリストにある生活訓練を受けることができる。みないい雰囲気ですよ。

3.卒業までに海外研修があります。

4.スキー教室がある。

5.経済的には年間55万円で学費と生活費が賄える。(海外研修積立はべつだっけ?)

 というわけで、伝道者として身をささげて生きるべく主の召しを自覚している方に、お薦めしたい良い学校です。スキーができなくても入れます・・・たぶん。ぼくはボーゲンしかできませんが、教員をしています。
 ああ、それから北海道ー東京間の旅費は、以前は高かったのですが、航空券が安くなったのでだいたい往復3万円程度でOKになっています。

ホームページはこちら  https://www.hbi-wmc.org/