苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

兄弟の目のちり

「偽善者よ。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、ちりを取り除くことができます。」マタイ7章5節

 今回、このみことばからあらたに気づいたこと。
 ひとつめ。怒っている冷ややかな人に、誰が「目のちりをとってください」とお願いするでしょう。目を傷つけられるのが落ちですから。兄弟の目のちりを取り除こうとする人には、慎重さと冷静さとやさしさが必要です。
 ふたつめ。自分の目に梁が突き刺さっていたら、兄弟の目のなかのちりなど見つけられるわけがありません。ですから、自分の目から梁を取り去ったら、もしかすると、兄弟の目はきれいに澄んでいることに気づくこともあるのです。