きょうは信州宣教区の牧師たちが松本中央教会に集まって研鑽のときを持った。前半は牧会書簡テモテの手紙第二からの学びと、東日本大震災への対応と原発震災についての見通しの確認。後半は、先の戦前・戦中における国民儀礼と呼ばれたものが、国家神道における偶像崇拝であった事実について。いずれの課題も重要で、真剣に誠実に話し合う同労者が与えられていることはなんとありがたいことだろうか。
松本では、梅はすでに盛りを過ぎ、芝桜、白椿、レンギョウが盛りである。松本は標高592メートル。標高900メートルほどの小海よりも数段暖かいわけである。小海はようやくクロッカスが咲いたところで梅はこれから。まして松原湖あたりでは、やっと福寿草が咲いたばかり。この起伏ある信州に住んでいると、何度も春を味わうことができる。
こんな穏やかな春のけしきを眺めていると、東日本の大震災の出来事とその地の兄弟姉妹たち、そこから避難してこられた方たちの苦境、そして見通しの立たない福島原発の実情が、まるで嘘のようである。また、懸念されている南関東大地震と東海地震と浜岡原発のことも。
だが、春の花々をめでて、美しい信州の山並をながめることによっていただけるほっとした思いも神様からの慰めとしてすなおに感謝したい。・・・そうそう行きがけにMBCの軽自動車を車検に預けるとき、ダットサンの黄色いフェアレディ(1967年)を見つけたので、パチリ。パチリ。ほかにもとってもいい写真があるんですが、プレートが写っているので公開は控えます。