苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

苫小牧福音教会 主日予告

3月8日 主日予告
苫小牧福音教会では、集会人数を分散するために、当面、夕礼拝を午後2時からに移動します。プログラムも短縮します。

朝礼拝  午前10時半
  「御霊によって歩みなさい」
   ガラテヤ5:13-26    
   鍛冶大使神学生

午後礼拝 午後2時より
  「主の栄光あらわる」
   出エジプト40:32-38
   ヨハネ福音書1:1,2および14-18
   水草修治牧師

*食事会、子供会、コイノニア等は当面お休みとします。

 

*ご出席を控えていただきたい方

WHO報告書によると、新型コロナウィルス感染の症状の30パーセント以上のものは
▽発熱が全体の87.9%、
▽乾いたせきが67.7%、
▽けん怠感が38.1%、
▽たんが33.4%、
反面、今回の場合、鼻汁や鼻づまりなどの上気道症状は少ない。
 詳細は日本小児科学会HP参照
 http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326
こうした症状のある方は、ご自宅でお休みください。
厚生労働省の勧めでは、4日以上、37.5度以上の熱が続く場合には、地域の保健所に相談するように、とのことです。
苫小牧地域保健室 電話0144-34-4168

小学校用 新型コロナ対策

小学校用の新型コロナ対策のPDFが公開されています。

とってもわかりやすいので、ご紹介します。
今回のものは子どもはかからないという情報も入っています。WHOと日本小児科学会の科学的知見からすれば、休校措置はいかがなものか、というか、逆効果でしょう。家にいて高齢者と長時間いっしょにいるほうがよろしくない。中国での調査結果報告では、19歳未満は感染率はわずか2.4パーセントで、そのわずかの感染した子どもたちは親から感染したというのですから。

変にあおらず、冷静なところがいいです。

https://drive.google.com/file/d/1BmSMcCNqn7_37B0avjoI8t1H3SnCKlEk/view?fbclid=IwAR1sSkq1o6bLdyx1mN2n5SeJ6LClhmSMkSSpifAt6hscSBAVSjLsyyN7wkM

 

 <追記3月6日>

昨晩のニュースで、都内で子どもに初めて感染例が出たとのこと。学校に行けず、一日中、具合の悪いおじいちゃんといっしょにいたからでしょうね。かわいそうに。まあ、子どもの場合はほとんどは重症化しないそうですが、もともと呼吸器系が弱かったりするとよろしくないそうです。

 

水を30分ごとにゴクリ

 今日は北海道聖書学院に出講日です。冬学期は、組織神学で聖霊論を学んできました。聖霊論は狭い意味では、聖霊がどんなお方かを聖書に学ぶわけですが、担当しているのはもっと広い意味で、聖霊プロパーだけでなくキリストが成し遂げ獲得してくださった祝福を聖霊がどのように私たちに適用してくださるのかという、救済論全般を学びます。

 ところで、この冬学期、風邪をひくまいと考えて、実践していることは、ひたすら水を飲むことです。もともとあまり水は飲まない方だったのですが、今は、クラスの最中もときどき飲みます。「ウィルスが入って来ても、のどや鼻が湿潤であればやられることはないそうです。のどが乾燥していると入られるのだ」と教わったので。今シーズンは、その効果のせいか、風邪はひかないで済んでいます。

 あと、家内に昔からずっと言われているのは、手洗いとうがいです。このごろは、トヨタの名車みたいな名前の肺炎になりやすい風邪のニュースにもう辟易しています。もともと日本では毎年インフルエンザ感染者が1000万人、そのうち3000人ほどは直接的に、肺炎などに移行してあわせて1万人ほども死んでいるのに、さほど騒ぎません。ですが、今年は新型であるせいか、ものすごい騒ぎです。なんなんでしょうね。全国的に休校になって子どもたちが家に閉じ込められていますが、専門機関の発表では子供はほとんど罹らないと言われているのに、これはいったい何なんでしょう?

 そのうえ、こんなみんながパニックに陥っているようなときに、来週には「緊急事態宣言」法を決めてしまえという動きです。こういう基本的人権に触れそうな重大事は、あらゆる事柄を想定することができる冷静な頭のときにやるかやらないかを決めるべきだと思うのですが。

 とにかく、水を飲むといいですよ。30分ごとに一口ゴクリ、1日2リットルだそうです。あと、睡眠と栄養と運動で免疫力を高めましょう。怖がって家に閉じこもってニュースばかり見ていたら、気がめいって、よけいに具合が悪くなります。ただし、運動するなら、散歩がおすすめです。今回の風邪は、おじさんたちが汗みどろになって、よだれがあちこちくっついているスポーツジムみたいなところが感染源だそうです。

 でも、こんなわさわさしている中で、みことばが与えられました。

「神を愛する人々、すなわち、神の御計画にしたがって召された人々のためには、神はすべてのことを働かせて、益としてくださることを私たちは知っています。」ローマ8章28節。

 

 

NHKが WHO報告書を報道

WHO調査報告書 症状の特徴・致死率など詳しい分析明らかに

新型コロナウイルスの感染が広がっている中国で、WHO=世界保健機関などの専門家チームが行った共同調査の報告書が公表され、感染者の症状の特徴や致死率などについて詳しい分析を明らかにしました。

この報告書は、WHOが派遣した各国の専門家や中国の保健当局の専門家らによるチームが現地で調査にあたり、2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて分析しています。

それによりますと、感染者からみられた症状
▽発熱が全体の87.9%、
▽せきが67.7%、
▽けん怠感が38.1%、
▽たんが33.4%、
▽息切れが18.6%、
▽のどの痛みが13.9%、
▽頭痛が13.6%などとなっています。

また、感染すると平均で5日から6日後に症状が出るとしています。

感染者のおよそ80%は症状が比較的軽く、肺炎の症状がみられない場合もあったということです。

呼吸困難などを伴う重症患者は全体の13.8%、呼吸器の不全や敗血症、多臓器不全など命に関わる重篤な症状の患者は6.1%だったということです。

重症や死亡のリスクが高いのは60歳を超えた人や高血圧や糖尿病、それに、循環器や、慢性の呼吸器の病気、がんなどの持病のある人だということです。

逆に子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、重症化する人はごくわずかだとしています。

子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったとしたうえで、調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘しています。

一方、5万5924人の感染者のうち死亡したのは2114人で、全体の致死率は3.8%でした。

致死率は高齢になるほど高く、80歳を超えた感染者の致死率は21.9%と5人に1人に上っています。

特に、合併症の患者は致死率が高く、
▽循環器の病気がある人は13.2%、
▽糖尿病が9.2%、
▽高血圧が8.4%、
▽慢性の呼吸器の病気が8.0%、
▽がんが7.6%となっています。

また、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢は、致死率が5.8%なのに対し、その他の地域では、0.7%と大きな差が出ています。

さらに、ことし1月1日から10日までに発病した患者の致死率は17.3%となっているのに対し、2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%と低く、感染拡大に伴って医療水準が向上した結果だと分析しています。

 

出典 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012308111000.html?utm_int=news_contents_news-main_005

 

アンダーラインを読めばわかるように、全国休校にして、子供を家に閉じ込めて高齢者と長時間暮らさせることは、感染リスクを高めることを意味するわけです。

WHOが「咳をしていない人は、マスクは無用」と発表・・・それでもしたい人は自作しましょう。

 WHOが「咳をしていない人は、マスクは無用」と発表しました。マスク無用な人までマスクを買いあさるから、マスクが本当に必要な、花粉症・インフル・かぜ・コロナその他の理由でマスクが本当に必要な人、また医療従事者がマスクがなくて困っている状況です。その結果、かえってカゼもインフルもコロナも拡げ、花粉症の人たちに迷惑をかけることになります。
 多くの人は、マスクする必要はないとわかっても、「みんなマスクしているから、していないと、変な目で見られるから」と思って、マスクするんでしょうね。悲しい日本人のさがです。私も日本人だから気持ちはわかります。本当に必要ではないけれど、するならば、せめて自作したらどうでしょう。

 世界保健機関(WHO)は2月29日(中央ヨーロッパ時間)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてのマスクの使い方についての一般向けアドバイスを公開した。マスクに感染予防効果があるという証拠はないとして、むしろ手指の消毒を徹底するよう勧めている。

 

マスクを装着すべきケース

  • 健康であれば、感染の疑いのある人の世話をする場合のみ必要
  • 咳やくしゃみをするなら必要
  • マスクが有効なのは、アルコールベースの手指消毒剤または石けんと水で頻繁に手洗いすることと組み合わせた場合のみ
  • マスクをするなら、その正しい使い方と廃棄方法(以下で説明)を知る必要がある
  • マスクの装着についての注意事項

    • マスク装着前にアルコールベースの手指消毒剤または石けんと水で手指を洗う
    • 口と鼻を完全に覆い、顔とマスクの間に隙間がないことを確認する
    • マスク装着中はマスクに手で触らない。触るなら、手指をアルコールベースの手指消毒剤または石けんと水で洗う
    • マスクが湿ったらすぐに新しいものに変え、使い捨てマスクを再利用しない
    • マスクを外すときはマスクの前面を触らず、後ろから外す。外したマスクはすぐに密閉できるゴミ箱に廃棄し、手指を洗う

 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/02/news059.html

 

 

急ぎ足の者はつまずく

「中国ではWHOなどの専門家チームがおこなった調査報告書が公表され、そこでは19歳未満の感染者は全体の2.4%で重症化するケースもわずかな上、聞き取り結果では〈子どもから大人に感染したと話す人はいなかった〉(NHKニュース2月29日付)であることが判明。日本小児科学会も「子どもの患者のほとんどは家庭内で親から感染している」と指摘している。

 ようするに、一斉休校するよりも、死亡率の高い高齢者や保護者の感染を拡大させない措置を講ずることのほうが重要であることが調査結果からも裏付けられてしまった。」(本文より)
 出典 https://lite-ra.com/2020/03/post-5286.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push&fbclid=IwAR0S34nM3CMIH4SGzB7OUa65sawYBpNfTio8AhjWdeZEauBI2bR6YFGEdh8

 

 上の引用先は常に反安倍なので、ほんとうかなあと少し疑って、日本小児科学会の発表を調べてみたら、確かに事実でした。

子どもの患者のほとんどは、家庭内において親から感染していますので保護者の方が感染しないこと、感染した方から1-2メートル以上の距離を保つことがお子さんの感染予防につながります。」(日本小児科学会2月27日)

「現時点では、国内の小児の患者は稀で、成人の感染者からの伝播によるものですので、保育所、幼稚園、学校などへの通園、通学を自主的に控える理由はありません。しかしながら、地域で小児の患者が発生した場合、またはそれが想定される場合には、一定期間、休園や休校になる可能性があります。今後の地域での流行状況に応じて、臨機応変な対応が必要となりますので、お住まいの地方自治体からの指示に従ってください。」(同日)

http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326&fbclid=IwAR2WDuOi2Y4r5gcr-zeOuUQUpbB-GZIQrWK3bC-65ZPgXioPUEEGe70Xxt4 

 たとい効果がないとわかっていても、国・自治体の要請に応じるほかないというのが各施設や学校の現状でしょう。ただ子供たちや高齢者は、何十日間も家に閉じ込められたままでは、体調が悪くなってしまいますから、空気感染はないのですから、公園など屋外を散歩などをするのが賢明だと思います。ただし報道されるように飛沫だらけのスポーツジム、カラオケでつばを飛ばし合う、顔と顔の近い状態で大声でしゃべりながら食事をする(つまり酒を飲む)のは禁物です。

 むずかしい状況だとは思いますが、政府・自治体の指導者が慌てないで、効果的な策を講じられるように祈ります。

「熱心だけで、知識がないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。」箴言19:2