「中国ではWHOなどの専門家チームがおこなった調査報告書が公表され、そこでは19歳未満の感染者は全体の2.4%で重症化するケースもわずかな上、聞き取り結果では〈子どもから大人に感染したと話す人はいなかった〉(NHKニュース2月29日付)であることが判明。日本小児科学会も「子どもの患者のほとんどは家庭内で親から感染している」と指摘している。
ようするに、一斉休校するよりも、死亡率の高い高齢者や保護者の感染を拡大させない措置を講ずることのほうが重要であることが調査結果からも裏付けられてしまった。」(本文より)
出典 https://lite-ra.com/2020/03/post-5286.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push&fbclid=IwAR0S34nM3CMIH4SGzB7OUa65sawYBpNfTio8AhjWdeZEauBI2bR6YFGEdh8
上の引用先は常に反安倍なので、ほんとうかなあと少し疑って、日本小児科学会の発表を調べてみたら、確かに事実でした。
「子どもの患者のほとんどは、家庭内において親から感染していますので保護者の方が感染しないこと、感染した方から1-2メートル以上の距離を保つことがお子さんの感染予防につながります。」(日本小児科学会2月27日)
「現時点では、国内の小児の患者は稀で、成人の感染者からの伝播によるものですので、保育所、幼稚園、学校などへの通園、通学を自主的に控える理由はありません。しかしながら、地域で小児の患者が発生した場合、またはそれが想定される場合には、一定期間、休園や休校になる可能性があります。今後の地域での流行状況に応じて、臨機応変な対応が必要となりますので、お住まいの地方自治体からの指示に従ってください。」(同日)
たとい効果がないとわかっていても、国・自治体の要請に応じるほかないというのが各施設や学校の現状でしょう。ただ子供たちや高齢者は、何十日間も家に閉じ込められたままでは、体調が悪くなってしまいますから、空気感染はないのですから、公園など屋外を散歩などをするのが賢明だと思います。ただし報道されるように飛沫だらけのスポーツジム、カラオケでつばを飛ばし合う、顔と顔の近い状態で大声でしゃべりながら食事をする(つまり酒を飲む)のは禁物です。
むずかしい状況だとは思いますが、政府・自治体の指導者が慌てないで、効果的な策を講じられるように祈ります。
「熱心だけで、知識がないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。」箴言19:2