苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

この夏電力不足の心配はない

東電は夏場の電力不足を取り下げた。やっぱり、あれは「原発なくなると困るでしょ」キャンペーンでした。呆れたものです。
http://openblog.meblog.biz/article/4476957.html
http://earthian.seesaa.net/article/194466905.html
この件については、本ブログでも3月30日にすでに書いたとおりです。
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20110330
斉藤和義さんにまたまた「みんなウソだった」と歌ってもらうほかないようです。<追記>とはいえ、無駄な電気の使い方をそれぞれがチェックする役には立ったということもありますね。これからの脱原発社会にそなえて省エネ的生活術を私たちは見に付けてゆくべし。
 それにしても、今回の原発事故の結果、おそらくますます少子化に拍車がかかることでしょう。若い夫婦が子どもを安心して生んで育てることが難しい環境になってしまったから。電力需要はますます減っていくにちがいありません。しかし、電力会社には、それだからといって、オール電化だ電気自動車だと電力の無駄遣いをさせ、原発増設の口実とするためのキャンペーンは止めて欲しいものです。この狭い日本では、原発で汚されても引っ越すところなど私たちにはないのですから。


追記>2011年6月4日TBSニュース
「東電報告に誤り1000件」
 去年夏の大規模工場などの最大使用電力などについて、東京電力経済産業省に報告したデータにおよそ1000件の誤りがあったことがわかりました。
 夏の電力使用制限令の発動に向けて、経済産業省はこのデータを元に、東電管内の事業所などに今年の夏の使用電力の上限を通知しているため、1000件ものミスで「多大な混乱を招いた」として、正確な情報と再発防止策を報告するよう東電に指示しました。(04日01:54)

*資料に1000件の誤りがあったら、それはミスとは言わない。意図的な偽造というのである。社会的な損害の大きさを考えると、刑事罰の対象となるのではないか。