苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

福音とは何か

15:1 兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。 15:2 また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。

15:3 私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、 15:4 また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、 15:5 また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。

 福音とはキリストのわざであって、人間のわざではない。福音ということばが良いことばなので、近年、「ナントカの福音」と称する神学的看板が多い。しかし、「福音」と称してはいるけれど、中身についてみると、人間のわざを語るものがある。福音とはキリストがなさったこと、キリストがなさることなのだ。