苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン9月20日   応答責任

(詩119:133)
口語訳
あなたの約束にしたがって、わが歩みを確かにし、
すべての不義に支配されないようにしてください。


新改訳
あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、
どんな罪にも私を支配させないでください。


新共同訳
仰せのとおり、わたしの足どりを確かなものにしてください。
どのような悪もわたしを支配しませんように。

 「約束」「みことば」「仰せ」と訳されているのはイムラー。神のイムラーは人間のことばとちがって、最も確かなもの。神のことばは現実。そのことばによって、私の歩みを確かにし、私を「不義」「罪」「悪」に支配されぬように守りたまえ、と願う。だが、「みちからによって」でなく、「みことばによって」という以上、そのみことばに対する「私」の応答責任がある。そこに神と私の間のやりとりとしての、生きた信仰者の人生がある。