苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

集団的自衛権と徴兵制

 「積極的平和主義」と称して、安倍さんは張り切っている。集団的自衛権を積極的に行使してゆけば、それは必然的に徴兵制に進むことになると枝野幸男民主党憲法総合調査会長)は指摘する。
 これは私たちの子ども、孫たちに現実に降りかかってくる事態である。

 自分の国を自分たちで守ることについてはモチベーションがあるので、個別的自衛権を行使するための軍隊は志願兵制度でも十分成り立つ。しかし中東の戦争に巻き込まれ、自衛隊の方が何十人と亡くなるということが起きた時に、今のようにちゃんと自衛隊員が集まってくれるのか真剣に考えないといけない。世界の警察をやるような軍隊をつくるには、志願制では困難というのが世界の常識だ。従って集団的自衛権を積極行使するようになれば、必然的に徴兵制にいかざるを得ないと思う。(さいたま市のオープンミーティングで)
5月18日朝日新聞