ほとんどの日本人は、これはソ連だったから起こったけれど、日本では起こらないと高をくくっていた。昨年の福島第一原発のあとですら、4月22日に流されたこの番組に出ているコメンテーターたちは、なんとかして福島第一原発事故がチェルノブイリに比べれば小さなものだったと視聴者に印象付けるために必死である。
放射能汚染の拡がりの地図の提供にもごまかしがある。あの時点で発表されていたものが、一部だけだったにせよ、事故後半年以上たって調査発表されたチェルノブイリ周辺地図と、事故後2週間後に発表された暫定的な福島の汚染地図を比べて見せて、福島はたいしたことないというこのごまかし。
どんなにしんどくても、現実を直視しなければ、正しい判断はできないし、適切な対処は始まらない。
★原発マネーに群がった官僚・政治家・学者・マスコミ
この国は電力会社にまるごと買収されていた
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/4845