今年のわが家の夏のイベントはどうする？ということになった。私は「佐久におもしろい芝居が来るそうだから、それを見に行こう」と提案したが、賛成者ゼロで却下。かといって特におもしろそうな映画もない。わざわざ暑い所には行きたくないし、近所の軽井沢はこの時期、人間だらけだし、清里はついこの間行ったばかりだし・・・とか話して、結局、佐久のクーラーの効いた古本屋さんで立ち読みして、帰りにどこかでおいしいものを食べようということに落ち着いた。いつも住んでいる場所が避暑地なんですよね。
午後中学生会が終わって5時に出かけて古本屋で長々と立ち読みして、私は水木しげる『昭和史』、家内は『三丁目の夕日』のひとつを買って、帰りはクリスチャンのなんとかさんが経営している中込の中華料理屋さんで夕食。佐久平ばかり栄えてかつての繁華街中込は落ち込む一方で、このお店もメニューを減らして細々と続けている。食前の祈りで「このお店を祝福してください」と祈ると、お客さんがばたばた入ってきた。独特の餃子とパリッとした春巻きが好評だった。
地味な夏のイベントだったが、家族が仲がよければ何も言うことはなし。
ソバナ
