「なぜいまだにイスラエルは圧迫を受けているのか?」とか「いまだにわたしは童顔のままです」とか、気になる。相当、教養があるはずの人が書いた文章でもこんな表現を見ることが多い。
本来、「いまだに・・・ない(否定辞)」という呼応があるべきなのだ。漢文で「未だ・・・ず」って習ったでしょう。
上記を書き直せば、
「なぜいまもイスラエルは圧迫を受けているのか」である。どうしても「いまだに」を使いたければ、「なぜいまだにイスラエルは圧迫から解放されないのか」である。「いまもわたしは童顔のままです」か、「いまだにわたしは大人の顔になれません」かである。
みなさんは、気になりませんか?・・・ならない?・・・そうですか。ふーむ。