苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

きょうは、はかがいきました

 主の日の朝夕の二つの説教もできたし、苫通信も印刷完了して、ほっと一息。昨日は苦戦でしたが、今日は、はかがいきました。「はかがいく」とか「はかどる」とかいいますが、「はか」ってなんでしょうね。「墓」が行くわけないねえ。ちょっと調べてみたら、漢字で書くと「捗る」となるということで、「捗」を「はか」と読むそうです。意味は「仕事の進み具合」だそうです。今は簡単に調べられます。

戦争の事実

 嘘ばかりついている政権担当者の下、かつての戦争を美化するインチキ本やネット情報があふれていますの。処方箋を見つけたので、リンク先を紹介します。

 「大日本帝国を美化するネトウヨさんへ」

http://aiko-hj.blog.jp/archives/23027766.html?fbclid=IwAR1OIJP1TFQmNikk5vMulkzyvqVrE5RzaqYmkRbmyd_UDMMLErButIIhbj8

供えのパンの机

 次の主の日の夕礼拝は、出エジプト記から備えのパンの机についてです。旧約時代、神がそのご臨在を現わしてくださった礼拝施設、神の幕屋について順々に学んできて、聖所の中の香檀、燭台に続き、三つ目の調度品となります。
 「机」と訳されたのはシュルカンということばなのですが、用いられたのはイスラエル十二部族からの感謝を表す12のパンを載せるためでした。つまり、勉強机ではないのです。「机」は、辞書的には現代語ではふつうそこで書物を読んだり、ものを書いたりする台を意味しますから、違和感があります。「机」よりもむしろ食卓、卓、テーブルのほうが良いように思われます。あ、まあ、私は会堂の牧師書斎の勉強机で妻がつくってくれたお弁当を、いつも食べているのですけれども。

体感温度

 本日、気温マイナス3度でたいしたことないのですが、風が強いので体感温度はすごいです。湿度73パーセント、風速5メートルだと、なんと、マイナス17.3度。これが苫小牧の寒さの正体です。

 体感温度の計算はこちらです↓

https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058?fbclid=IwAR2BvbpMEScz3fsriv0D_qROTrKEeu6m34SAYvf2efOiE8icR-UYKja6ljE


 小海にいたときも、2月ころは気温は苫小牧と同じくマイナス15度程度にはなったのですが、妻といっしょに「寒いね」とか言いながら散歩していました。でも、同じ温度計でマイナス15度でも、湿度70、風速5メートルとなると、体感温度はマイナス32.2度です!
 真夏でも扇風機の風が冷たく感じる、あれですね。

三つの政治体制

 『根の深い木』というドラマをgyaoで見て、おもしろいなあ、考えさせられるなあと思っている。もちろん多くの部分がフィクションであるのは当たり前だけれども。

 ドラマでは朝鮮王朝第三代王太宗は、武断政治を行う絶対君主制であった。これに激しく反発して、内政はどこまでもことばで説得して行うことを目指したのが息子イド(後の世宗)。彼は、絶対君主制を批判する秘密結社秘本のチョンドジョン、その息子チョンギチュンという青年と若い日に共感するところがあった。しかし、秘本は太宗によって根絶やしにされた(はずだった)。

 太宗死後、世宗は儒学者たちをブレーンとして、大臣たちと議論させつつ理に適う政治を行なった。だが、世宗には儒学者たちにも知らせない、さらなる理想があった。それは、当時士大夫階級が独占していた文字(漢字)とは別に、朝鮮の民衆たちでも読める表音文字を定めることだった。訓民正音、後にハングルと呼ばれる文字である。

 ところが二十数年の時をへて秘本の世継ぎチョンドジョンが秘密結社を全国に組織して士大夫階級を糾合して、王を象徴とし士大夫階級が実権を握る政治を実現しようということだった。

 絶対王政を批判する点では、太宗とチョンドジョンは共通している。しかし、目指している理想社会が異なっている。チョンドジョンの理想は貴族政治である。てっぺんに統合の象徴としての王、その下に実権を握る士大夫階級、その下に無知蒙昧な民衆という社会である。中世的社会体制である。

 太宗の目は民衆に向けられている。民衆に文字を与えることによって、自ら考え行動することができるようにと考えている。やがて民衆の中からも、科挙に合格する者たちも出てくるだろう。中央政府と民衆が直結した近代国民国家のかたちということになる。そうなると、文字を独占して科挙を受けて特権にあずかってきた士大夫階級は既得権益を脅かされることになるので、士大夫階級は王の計画する訓民正音(ハングル)制定に反対した。

 

 

 

 

世宗

 年末年始は集会が目白押しなので、牧師は新年1月の第一主日が終わって、ようやくホッと一息つきます。昨日午後、『根の深い木』という韓国歴史ドラマをgyaoでまとめて見ました。朝鮮史上、もっとも尊敬されている世宗にかんするものです。私はこれまで不見識にも、世宗について訓民正音(今でいうハングル)を定めた王という以外何も知りませんでした。王はたいへん有能な政治家であると同時に、学者・教養人であり、文字を持たない民衆を愛してハングルを定めたのだそうです。
 ドラマは歴史物としての重厚さと、サスペンス的な面と、恋愛物としての面があり、歴史物にありがちな鈍重さはなくてテンポもよく、見始めるとやめられない止まらない危険性があります。

 ハングル制定にはさまざまな意味で、壁がありました。一つはもちろん朝鮮語の音韻の調査と分析と、それにふさわしい文字の工夫ですが、それ以上に高く分厚い壁は中華秩序の中に位置づけられた朝鮮国としてのむずかしさです。ハングルが定められる前、文字(漢字)を独占していたのは両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族階級(士大夫)で、庶民は文字を読むことができず、不利益を被っていました。王は、民衆をかわいそうに思って、表音文字であるハングルを作り、制定しようとするのですが、貴族階級は猛反対することはわかっています。ですから、あくまでも秘密裏にこの計画を進めていきます。また、宗主国である中国は世宗が叛逆を企てているのではないかと警戒します。

 ドラマでもう一つ興味深いことがあったのは、銅の活字鋳造がされていたことです。私が受験生の頃、1970年代後半より前は、「ルネサンスの三大発明」は羅針盤・火薬・活版印刷術であり、火薬と羅針盤大航海時代を招来し、グーテンベルク活版印刷術が宗教改革を可能にしたと教科書にありました。それが、ちょうど私が受験生のころ、「従来ルネサンスの三大発明と呼ばれていた羅針盤と火薬は中国の発明、金属活版印刷術は朝鮮半島(高麗)の発明である」と教え始められるようになったのでした。活版印刷術によって、ルターの数々の教皇庁批判パンフレットが印刷されて瞬く間に広がり、ドイツ語訳聖書が出版されてこそ、宗教改革が前進したわけですが、それには極東における発明があったというのは不思議な感じがしますね。

「根の深い木」 https://gyao.yahoo.co.jp/player/00005/v12297/v1000000000000010737/

 

これはすごい!


【西武・そごう】わたしは、私。|炎鵬の逆転劇 スペシャルムービー

 

大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。

さ、ひっくり返そう。