82年の大学卒論、85年の神学校卒論、88年の正教師論文までは、万年筆で手書きでした。で、89年の修論はワープロ(キャノワード)で提出しました。考えると、89年が大きな変化です。それから数年間はキャノワードでした。それが、94年信州に開拓伝道に出て数年してパソコンになりました。
パソコンは私にとっては書く道具である以上に通信の道具になってきました。メールにせよ、ブログにせよ、SNSにせよ。
それにしても、書く道具は目まぐるしく変わってきましたねえ。手書きで卒論を書いたころは、もういったん書くと直すのがたいへんすぎました。文体も変わったように思います。短文化したようです。また、私はもともと悪筆でしたから、手書きの時代なら書記など依頼されることはありえませんでしたが、ワープロ出現で、人生変わりました。
で、万年筆が懐かしくなって使い始めたのが、去年2017年の1月です。そして、間もなく、教会のメンバーで入院している兄弟のために墨で聖書のことばを書いてあげたいと思って、渡邉賢治先生に遠くから教わりながら筆を使い始めたのが去年の2月です。