このところ家内と娘が古文を読めるようになりたいというので、ロダをつれて散歩しながら、百人一首の話をしています。
「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわがころも手は露にぬれつつ」
「苫をあらみ」は「苫が荒いので」、つまり「AをBみ」は「AがBなので」という意味。Bは形容詞の語幹つまり活用しても変化しない部分。応用すると「ロダの足を短み走るの遅し」とか、「お茶を熱みなかなか飲めず」とか、「腹をふとみズボンはけず」とか、「からだをくさみ娘にきらわる」とか、「腰をいたみエゴスキュー体操をする」とか「トイレをさむみ暖房ほしい」とか。