苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

次に起こる原発震災

 この秋、封切られる映画『希望の国』(園子温監督)が、トロント国際映画祭で受賞した。内容は、次に日本で起こる原発震災とその後の住民の悲惨を描いたもの。架空の県の架空の長島原発という名の原発なのだが、実は、静岡県御前崎浜岡原発でも若狭湾の14基のいずれかの原発でも、佐賀や鹿児島の原発でも、四国の伊方原発でも、新潟柏崎の原発でも、北海道泊原発でも、宮城女川でも、そして青森六ヶ所村でも、日本列島を取り巻くどの原発立地場所でも、明日にでも起こりうる出来事である。
 福島であれだけの目に遭っておりながら、今の民主党自民党の政治家にも官僚たちにも、そういう危機感がゼロにひとしいのはあきれたことである。
 キリスト者は、あきれている場合じゃない。まず祈ろう。