日本の原発の安全基準は、世界水準から10年は遅れている

　安倍首相は「日本の原発は世界一厳しい安全基準だ」というが、例のごとくアベコベである。

１．911テロ以後欧州の原発は、二重格納容器を使用しているが、日本では一重でしかない。

２．欧州では、「フィルターベント」を標準装備しているが、日本の原発は311の事故後、最近一部でフィルターベントを採用し始めたばかり。

３．欧州の原発では、核燃料が溶け出すメルトダウンが発生した時に備えて、「コアキャッチャー」という特殊な受け皿が設置されているが、日本の原発には配備されていない。