きのうShinoharaさんに教えてもらったサイトには、「テレビを見なければエアコンの1.69倍節電できる」とあったが、このサイトからもうひとつ大事な数字を引用しておく。
「エアコンの消費電力は電源を入れて17分後にはたったの80Wになる」
エアコンは起動時の運転には、電力消費が500W~600Wであるが、17分後の安定運転にはいると消費電力がたった80Wになる。さらにそのあとは、なんと20Wまでさがる。20Wというのは「送風」の状態だろう。
だから、昨日も書いたけれど、大阪の全事業所が知事の命令にしたがって「昼休みだ、節電だ」といって、正午にエアコンを切り(その後、午後はずっとエアコンを切ったままならよいが)、昼休みが終わったからといっていっせいにエアコンをONにしたら、大停電が起きてしまう。
午前中にスタートしたエアコンは、昼休みも消さないこと。涼しい午前中にエアコンをつけないと我慢できない人が、午後の猛暑にエアコンをずっとつけないですむとは考えにくい。
午後、暇のある人は、エアコンのついた部屋でテレビをつけずに読書をするのがよい。地デジに乗り遅れた人々を「地デジ難民29万世帯」とたいそうな呼び名をつけて騒ぐむきもあるようだが、別にテレビなど見る必要はない。ニュースはラジオで十分である。ちなみに筆者の家には十数年前からテレビはない。家電屋で大きなテレビを見ると、その映像技術の進歩に驚いて目が皿になるが。
庭のキュウリ