
私たちを取り巻く時代は、大きな変化の波の中にあります。少子高齢化・IT化・価値観の多様化が進む社会で、教会がどのように変わらない福音を伝え、群れを養っていくのかは避けて通れない問いです。都市と地方、若者と高齢者、小さな群れと新しい宣教の芽――教会ごとに直面する課題は異なりますが、そのために仕える献身者は以前にまして必要です。北海道聖書学院は、そのような「これからの教会」のために働き人を整えることを使命としています。
本学院の特徴は、〈学び・霊的形成・実践〉が一つに結びついていることです。学びでは、原語から聖書を味わい、釈義に基づいてみことばをまっすぐ語る土台を築きます。霊的形成では、寮生活や毎日のチャペル礼拝を通して、祈りとみことばと交わりの中で、神の人として練り上げられていきます。さらに実践では、地域教会での奉仕を通して、学びが机上にとどまらず、現場の必要に応答する働きへとつながっていきます。
少人数制は、本学院の大きな強みです。授業は双方向的な自由な雰囲気で、教師に気兼ねなく質問できる環境が整えられています。また、教師・講師がみな地域教会で仕える現役の働き人であることも、本学院の大きな特色です。聖書と神学の学びの水準はしっかり保たれながら、日々の牧会での葛藤や喜びが授業に織り込まれています。そのため、教会的な必要と学びが切り離されずに、みことばが人を変え、教会を建て上げる現実に触れることができます。
そのほか、忙しい日々の中で手を止めて主の前に静まる「祈りの日」や、1週間ほど住み込みで教会の働きを学ぶ「夏期伝道実習」があります。さらに3年に一度は必ず海外研修に参加し、国外での宣教や教会の働きを直接学ぶことができます。これは、国際福音宣教会(OMF)の宣教師たちの導きの下で建てられた本学院ならではのプログラムであり、広い視野を持つ働き人を養成する確かな備えとなっています。
経済面においても、学びやすい環境が整えられています。授業料・寮費・食費を含めた年間費用は抑えられており(ブログ主注:2025年度は65万円ほど)、必要に応じて奨学金を受けることも可能です。そのため、卒業後に経済的な負担を抱えることなく、安心して主の召しに応答し、仕えることができます。
「ここに私がおります。私を遣わしてください」(イザヤ6:8)。そのような祈りを与えられている方に、北海道聖書学院への入会を心よりお勧めします。ここでの学びと交わりを通して、これからの教会を担う働き人が起こされ続けていくことを祈り願っています。(北海道聖書学院教師 JECA北栄キリスト教会牧師)