昨日は好天で、札幌白石キリスト教会の兄弟姉妹たち10名が苫小牧を訪ねてくださいました。恒例の遠足なのだそうです。支笏湖を経由する森の道を通って、苫小牧の展望台で登って、そのあと教会に到着されました。北海道聖書学院で春、秋の公開講座のときに、その教会のA牧師と知り合いになり、今回の遠足となったわけです。
少し、伝道に関する話をするように求められたので、40年間伝道者として、聖書からどういう原則に立って伝道をして来たのかというお話をしました。
第一に、4つの大宣教命令における命令は、「すべての人に福音を聞かせよ」と「弟子とせよ(教会形成)」の2つである。どちらかに偏りだけれども、いずれか片方でなく、この2つの命令に従いたいと願ってきたこと。
第二に、福音伝達の方法は、共通恩恵の器に特別恩恵をのせて渡すことである。共通恩恵は文化に適応させてよいが、特別恩恵である福音のメッセージは不可変であること。
第三に、選びと福音宣教との関係。「この町にはわたしの民が多くいる。」(使徒18:10)主の羊は主の声を知っている(ヨハネ10:4,5)。
そのあといろいろ懇談して、最後に十字架こそ福音の核心であることを教えてくれた小林龍司君の証しをして終わりました。兄弟姉妹たちは、そのあとプラット海鮮市場で昼食をとって、帰りは千歳のシャケ博物館に寄って行かれるとのことでした。はじめてお目にかかった方たちですが、同じ主を信じる者としての親しさを感じ、嬉しかった。