苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

耐震強化・内装刷新工事

 苫小牧福音教会では、3月末から4月初旬、会堂の耐震強化工事および一部内装の刷新をしました。会堂は建てられたときには十分耐震基準を満たしていましたが、阪神大震災、新潟中越沖地震東日本大震災能登地震地震が起こるたびに、耐震基準が段階的に上げられて来ました。2年前、建築士さんに構造計算をしていただいたところ、この会堂は南東の部分の開口部が多いため、大きな揺れがあったばあい、ねじれの力が働きやすいとの診断を得ましたので、これを強化するための工事をしました。

 方法は2点です。第一は、内壁の石膏ボードを剥がしてそこに2.5倍の強度のあるOSBとかいう集成材を貼り、その上に石膏ボードを貼るということです。第二は、内壁を剥がしたところにある柱を土台としっかりと固定するために金具を取り付けるということです。

 この際、兄弟姉妹には以前から会堂内を明るくしたいという希望がありました。以前の正面両袖壁色は落ち着いた感じでしたが、主の日の朝、窓が開いているのが西側なので、曇りや雨の日はやや暗かったのです。それで会堂内全体を白の壁紙に張り替えていただきました。

 腕の良い大工さん佐藤巧建さんと、藤原さんという腕利きの壁紙屋さんたちの仕事で、スムーズに仕事が進み、竣工にいたりました。主に感謝しています。

工事前

工事後