紙芝居の準備で、ちょっと思ったこと。
先日の紙芝居はダビデとゴリアテのお話で、ダビデが主の陣営をなぶったゴリアテを倒した場面でしたが、今度は、ダビデをつけ狙う理不尽なサウル王をダビデは討とうとしないという場面です。教案誌が結論として提供する暗唱聖句は「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」です。この暗所聖句でいいのかなあと思ってしまいました。
もしその結論からいえば、「ダビデがゴリアテを倒したことは、悪に対して悪をもって報いたのだから間違いだったの?」と子どもは思わないでしょうか。ダビデは悪いゴリアテに善をなすべきだったのに、撃ち殺してしまってよくなかったんじゃないの、と。
ダビデがサウルを討たなかった理由は、「主に油注がれた方に手を下すなど、主の前に絶対あり得ないことだ。」というダビデのセリフに現れています。つまりダビデは主を畏れたので、サウルを討ちませんでした。同様に、ダビデがゴリアテを討ったのは、ゴリアテが主の陣営と主をなぶったからでした。ダビデは主に対する畏れゆえにゴリアテを討ったのです。ダビデの二つの悪への対処において一貫しているのは、主に対する畏れです。