昨日、今日と北海道宣教区聖会が登別でもようされました。今回はIⅠ先生を講師として行われました。宣教師スピリットと歴史神学・聖書釈義が融合した濃く熱いメッセージに、皆が「宣教大会のようでした」と感想をもらしたことです。
私はⅠ先生と十年ほど前にいっしょに奉仕のための旅をしたことありますが、それ以降、滅多にじっくり話す機会がなかったのですが、今回は昼食時、カッパドキアの三教父の三位一体論においてヒュポスタシスという語を位格を表現する語として採用した意図についてなど、お話をうかがうことができて楽しく有益でした。宣教という実践的意図をもって、古代教父を読んでいらっしゃるところに共感を覚えました。教父たちの文書は、現代の日本のキリスト者の目から見ると、七めんどくさい抽象的議論に見えますが、実際には、本来、宣教的意図をもって書かれた文書なのですから、そのような姿勢で読むのが適切だと思うからです。
それから、宣教区聖会でいつも感じるのは、賛美のリードが素晴らしいなあ、ということです。今度、曲目をうかがって、苫小牧での礼拝でも歌いたいと思います。