苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

トラクト配布、本州と苫小牧の違い

 このところ年を取ったせいで、やたらと早く目が覚めるので、公園や海に散歩していたのですが、ただ歩くのももったいないので、ここ二カ月は「苫小牧通信」を配っています。新聞折込地域を西にずらしたので、教会周辺には折込み配布しなくなったからです。毎朝5時過ぎから1時間ほど歩けば三区画くらい配ることができて、一週間に500枚ほどです。

 本州でのトラクト配布と北海道の違いがいくつかあります。一つは、犬にギャンギャン吠えられることがないということです。本州では犬は外飼いされていることが多く、しかも、ポストのそばにつないであったりすると、最悪でした。殉教覚悟で(?)ポスティングしなければならないこともあります。知り合いのC宣教師はポストに指を入れたら、向こう側から犬にガブリとやられました。苫小牧も犬が好きな人が多いのですが、みな家の中で飼っていますから、吠え掛かられることはありません。

 もう一つの違いは、玄関の構造の違いです。北海道の一軒家は、玄関から家の中に直接風が吹き込まないために「風除室」というのがついています。ですから、風除室のドアを開けて中に入って、玄関のポストに入れるということになります。風除室にはいるとなんとなく他人の家の玄関に入り込んでいるような感じがして、ちょっと緊張してしまいますが、まあ慣れてきました。
 それから、これは本州も北海道も共通していることですが、アパートの雨ざらしの外階段が錆びて危ないものが結構あります。床面が裏からみると錆びて腐っていたり、手すりも根元が腐っていて、もし縋り付いたら取れてしまうだろうなあという状態のものも多い。2週間ほど前、不良建築のアパートの階段が崩れ落ちて住民が死んだというニュースがありましたが、ああいうことはままあるだろうなと思います。管理人さん、誠実にメンテをしてほしいですね。

 「福音をとにかく託された地域に満たすんだ」と、その昔、奥山実先生が神学校の伝道学で教えてくれたので、能う限り実行したいと思っています。