「中国ではWHOなどの専門家チームがおこなった調査報告書が公表され、そこでは19歳未満の感染者は全体の2.4%で重症化するケースもわずかな上、聞き取り結果では〈子どもから大人に感染したと話す人はいなかった〉」(NHKニュース2月29日付)
「子どもの患者のほとんどは、家庭内において親から感染していますので保護者の方が感染しないこと、感染した方から1-2メートル以上の距離を保つことがお子さんの感染予防につながります。」(日本小児科学会2月27日)
これらを見ると、インフルエンザの場合と違って、むしろ子供たちを学校やって、家庭での親や祖父母との接触時間を減らす方が感染防止に効果的だということになります。実際、今回の新型コロナ肺炎の感染を制御することに成果を収めている台湾では、最初、一斉休校措置を取りましたが、2月20日に新基準「教員か生徒一人の感染が確認されたら学級閉鎖。二人以上が感染したら休校」を発表し、方針転換しました。世界の国々は台湾に学ぶのが賢明だと思います。