現在日本では、金持ち・大企業ほど所得に対する納税の比率が少なく、貧乏人・中小企業ほど納税の比率が高くなっています。つまり逆累進課税を行なっています。これによって、ここに20年間、日本の貧富の格差は広がり、かつ、デフレが続いてきました。実質賃金は、先進諸国ではこの20年間で2割、3割増加してきましたが、我が国では1割近く減りました。あきらかな経済政策の失敗です。
しかし、10月からの消費税10パーセントにするそうです。これによって、ますます格差が拡大し、不景気になることは必然です。
聖書には、次のようにあります。
「正義によって王は国を建てる。重税を取る者は国を壊す。」
箴言29章4節
「防衛省は30日、2020年度予算の概算要求を公表した。総額は今年度当初予算比1.2%増の5兆3223億 円と過去最大」とのこと。安倍政権になってから国民の平 均所得は下がり続け、とうとう25年前と同じ水準になっ てしまったのに、防衛費だけは増え続けて25年前(3兆 5000億円)の65%増だとさ。」(きっこのブログ)